市販のデオドラント剤がわきが臭に効果がない理由はこれだったー!
市販のデオドラント剤に含まれる銀イオンはわきが菌を全て死滅させるのは難しい
市販されているデオドラント商品の中には、銀イオンという成分が含まれています。この銀イオンは消臭スプレーだけではなくて、色々な商品に含まれており安全性が高い成分です。銀イオンは水に溶けると、雑菌を銀イオンの細胞の中に取り込んでいきます。雑菌を取り込んだ銀イオンは細胞の酵素を作り出す事が出来なくなり、そのまま死滅していきます。
肌の細胞はタンパク質で構成されています。銀イオンはタンパク質で出来ている肌細胞に作用して雑菌が増えないようにしてくれるという訳なんです。銀イオン自体を体内に取り込んでも人体に影響がないほどの含有量なので、市販の消臭剤として使用しても人体に影響を与える事はありません。その点は安心する事が出来ます。
ただ問題なのは銀イオンだけでワキガ菌を全て死滅させる事は出来ないと言われています。その証拠にワキガ臭が強い人が市販のデオドラント商品を頻繁に使っていると返って強烈な匂いを発するようになるからです。
市販のデオドラント商品に含有されている塩化アルミニウムは消臭目的でなく、汗を止める制汗効果を高めるために配合されています。銀イオンが一般的になるまでは、塩化アルミニウムが消臭剤としてメインで使われていたんです。ただこの塩化アルミニウムは継続的に使わないと効果を持続出来ません。
制汗効果があり、汗腺を閉塞する事でアポクリン腺の汗を止めてしまうのが目的です。人によっては肌荒れを起こしたり、かゆみが出ることもあるので肌が弱い人は避けた方が良い成分です。消臭効果ではなく、汗を止めることで臭いがでないようにする目的で配合されます。